矯正治療は何歳でも受けられます

「矯正治療は何歳まで受けられるのだろうか…」という疑問を持っている方は多いかもしれません。実は、矯正治療には年齢制限はなく、歯の健康状態が良好であごの骨がしっかりしていれば、何歳でも受けていただけます。
「ブラッシングしにくい」「歯並びが悪くて笑顔になれない」といったお悩みがございましたら、当院にご相談ください。患者さまの理想を実現するために、最善を尽くします。

大人の矯正治療では抜歯が必要？

歯並びが乱れる理由の一つに、あごのスペースが狭いために歯がきれいに生え揃わないことがあります。お子さまであれば、あごの成長を利用する治療により、歯が生えるためのスペースを確保できます。しかし、成長しきった大人だとあごの拡大は行えません。そのため、成人矯正では抜歯が必要になるケースもあります。
しかし、歯並びを整えるためとはいえ、大切な歯を抜くことにはデメリットがあります。当院では、大切な患者さまの歯を、できる限り残すような矯正治療を心がけています。しっかり診査・診断したうえで抜歯すべきかどうかを判断し、患者さまのご納得が得られてから治療を行いますので、ご安心ください。

大人が矯正治療を行う3つのメリット

大人になってからの矯正治療にはさまざまなメリットがあります。ここでは、特にメリットとして感じやすいものを3つ紹介します。

コンプレックスを解消できる

矯正治療を行えば、歯並びの乱れが原因によるコンプレックスを解消できます。
すきっ歯や出っ歯などにより、「会話をする時口を隠してしまう」「笑顔で写真を撮れない」という悩みを抱えている方はたくさんいます。また、滑舌が悪くなることで「コミュニケーションを取るのを避けてしまう」という方もいるでしょう。
矯正治療を行えば、こうしたお悩みの原因である、歯並びの乱れを整えることができます。コンプレックスが解消されれば、笑顔で楽しく会話できるようになることでしょう。

むし歯や歯周病リスクを減らせる

歯並びを整えることは、むし歯・歯周病予防につながります。
歯並びが乱れていると、歯ブラシを当てにくい箇所が多くなるため、磨き残しやすくなります。そのため、プラークも溜まりやすくなり、むし歯・歯周病になりやすい傾向にあります。
歯並びを整えれば、隅々までブラッシングしやすく、磨き残しも少なくなります。そのため、矯正治療を行うことは、むし歯・歯周病のリスクを減らして、予防につながるのです。

治療計画を立てやすい

大人になってからの矯正治療は、子どもの矯正治療と違って治療計画を立てやすいのもメリットです。
小児矯正では、成長を利用してあごを拡大し、歯が生えるスペースを確保します。成長には個人差があるため、どれくらいの期間がかかるのかは判断が難しいものです。しかし、成人矯正の場合、あごの成長を考慮する必要はなく、歯を動かすことだけに専念できます。そのため、小児矯正と比べて治療計画を立てやすいのです。計画どおりに進めやすいため、患者さまも積極的に治療参加しやすくなることでしょう。